虹色の騎士団
「だめ……!」

カイリの身体がオレから離れ、空中に浮かぶ。

「カイリ!!!」

そのまま虚夢の力の腕にすがり付いて、カイリは叫んだ。

「だめーー!!
まよいちゃん、つれてっちゃだめーー!!」

泣きながら、腕に頬っぺを擦り付け何度も叫ぶ……。

「だめ!!わるいの…!!だめ!!!

カイリ、いっちょよ…!!!」

いっちょ……。

それは、カイリが凛とお風呂に入りたがった時に使った言葉。

『一緒。』

小さなカイリは…虚夢の力と一緒に居るって言ってるのか……!!

泣いて、すがりながら…。

真宵とオレを助けようとして……必死に……。


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