虹色の騎士団
「は…?」

いきなり怒られてカチン…!と来た時、

いきなり勇武が未来の前に進み出て、
その手を両手でギュッ…と握り、
キラキラした瞳で見つめた。

「未来さんっ…!!

自分にもその素晴らしい全身運動を、ご指南いただけますかっ?!」

「…自分と同じよーな体格の男にはー、
正直、全く興味ないんだよなぁ…ぼく…。」

未来が、げんなり…と言った感じで返事すると、
勇武はショックを受ける。

「そんな…!
では自分はどうしたら…。」

「そーだなぁ…。

勇武を見たぼくがー、
『日向みたいで可愛いー』って思えるよーだったらー

教えてあげられない事もなかったかなー…。」

「日向さんのように可愛らしく……。」

勇武がオレの方を見て、悩み始める。


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