お母さん系男子の幼なじみがスキなんです。







***





「チョコクッキー....」



「ふみ、そんな落ち込まないでよ
....クッキー食べられちゃったのは謝るけどさ」




地元の駅にて、


落ちこむあたしと


それをなだめる蒼輔。




なぜそうなったかと言うと


遡ること約50分前....





ーーーーーー





何かを思い出したように「あ」と声を出した蒼輔。





『?なになに、どうしたの?』



『...ごめんふみ、チョコクッキーなんだけど

クラスの女子に食べられちゃったんだよね』




ごめん!とあたしの前で両手を合わせる蒼輔。




『え、うそ...チョコクッキーないの⁉︎』



『うん、ごめん..ふみにあげるつもりだったんだけどね。クラスの女子に見つかっちゃって』



『そ、そんな...1個も残ってないの⁉︎』



『....見事にね』




そう言って蒼輔が見せた


クッキーが入っていたであろう袋の中身はすっからかんだった。








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