プロポーズ

一緒に闘おう

僕は次の日、何事もなかったように朝ごはんを食べ車に乗り大学へ行った。

もう、考えたくなかった。
考えても考えてもわからなくて考えるのを頭が拒否していた。

要するに逃げていた。
朝海は今も病気と戦っている。

なのに、僕は普通に講義を受けていた。

もう、どうしたらいいのかわからなかった。
けれど、講義の内容なんて頭に入ってこなかった。
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