真逆な双子と恋愛三角関係





HRが終わり、リコの席を確認すると、
前の私の席があったところに座っていた。



うわ…席までとるんだ…



なんてコッソリ思いながら隣を見ると

隣に座っていた男子と目があってしまった。



逸らそうとしたら

「よく遅刻してくるな」

って声をかけられて目が逸らせなくなってしまった。



「あー…うん。
寝坊しちゃうんだよね。」



私がそう言うと

男子はクスクス笑っていてちょっとムカつく。


「へー。目覚ましかけたらいいじゃん。」


「かけたよ!夜かけたの!

なのに鳴らなくてさー…
いつもは鳴るのにね?」


「あー、あるある。
わかるよ。それ。
俺もそれで遅刻しかけたことあるもん。」


「アハハ、だよね!」



なんかこの人、話しやすいな。


初対面だけどこんな気軽に話せたのは初めてだな。



名前を聞こうと思ったとき、

リコが私の席にやってきて名前を聞きそびれてしまった。







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