真逆な双子と恋愛三角関係
校門に着くと、今日は珍しく
ガミガミおばさん先生も他の先生も誰もいなかった。
「ラッキー!」
なんて口に出しながら
駆け足で校門を抜けて学校に入った。
急いで靴を履き替えて階段を駆け上がり、3階まであがったらピタッと動きを止め、ゆっくり歩き出す。
足音を立てないでそろりそろり廊下を歩き、自分の教室に後ろのドアから入った。
するとやっぱり先生にばれてしまって、
「やっぱりお前は遅刻だと思った」
なんて言われてしまった。
みんなはクスクス笑ってるし
もうこの恥ずかしさも慣れたんだ。
自分の席に行こうとしたら、
私の席は他の子が座っていた。
そういえば周りを見るとみんな座席が変わっている。
もしかして席替えしたの?
「あ、そうそう。席替えしたんだ。
お前の席、ここな。」
そう先生が指差したところは教卓の真ん前の席だった。
「え、そこ…」
「毎日遅刻してくるバツとして誰も行きだからない1番前をお前の席にしてやった。」
笑いながらそう言われて
ある意味こっちまで笑えてくる。
最悪だ。
そんな席なんて…
授業中寝るにも寝れないじゃん…