真逆な双子と恋愛三角関係




あ…そうだ……


秀がこの前落としたキーホルダー…



あのキーホルダーに「SHU」って名前が彫ってあった…



…って事は彼女がいるのかもしれない。



胸がだんだんぎゅっと締め付けられてくる。



私、まだ秀のこと何も知らないんだ。


彼女がいるのかとか

兄弟は何人?

どこに住んでるの?

誕生日はいつ?

好きな食べ物は?



全部全部、


何も知らない。


秀も私の事、何も知らない。




そう思うと苦しくなって、

辛くなる。



私はただの、

隣の席の女で、

ついでに暇な時のしゃべり相手。



秀にとってはそんな程度なのかもしれない。





< 68 / 73 >

この作品をシェア

pagetop