真逆な双子と恋愛三角関係
あ…そうだ……
秀がこの前落としたキーホルダー…
あのキーホルダーに「SHU」って名前が彫ってあった…
…って事は彼女がいるのかもしれない。
胸がだんだんぎゅっと締め付けられてくる。
私、まだ秀のこと何も知らないんだ。
彼女がいるのかとか
兄弟は何人?
どこに住んでるの?
誕生日はいつ?
好きな食べ物は?
全部全部、
何も知らない。
秀も私の事、何も知らない。
そう思うと苦しくなって、
辛くなる。
私はただの、
隣の席の女で、
ついでに暇な時のしゃべり相手。
秀にとってはそんな程度なのかもしれない。