真逆な双子と恋愛三角関係





しばらくすると誰かに頭をポンッとされ、「おはよ」という声が頭上から聞こえてきた。



この声は秀だ…


そう思って見上げると

やっぱり秀が立っていた。



ニコッと笑って私の隣に座る秀。



…ああ、声を聞いただけで誰かすぐに分かっちゃう。


だってそれぐらい秀の事がいつの間にか好きになってしまったんだもん。





「最近お前はやいよなー」


秀はカバンから荷物を取り出しながら私にそう話しかけてきた。


そういえば最近、遅刻しなくなった…


そうか…

秀がいるから、

秀に会いたくてはやく起きられるんだ。




少しでも普通の女の子と同じことがしたいんだ。


ガサツな自分から卒業したいんだ。









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