LOVE SICK
「祐さん。好きです。私に幸せにさせて下さい」
「はは。プロポーズみたいだな」
笑った彼の綺麗な瞳が少し赤く見えるのは、染まる夕陽の所為だろうか。
それならきっと、同じ光に照らされた私の瞳も、同じ色をしている……
「そう、なればいいと思って、ます……」
それなら、笑って言った筈の私の声が震えたのは、どうしてだろう。
言い訳は、思い付かなかった……
「るう……」
――私、祐さんに名前呼ばれるの、好きみたいです……
あの時深く考えずに言った言葉は真実だった。
あの時から、きっと予感していたんだ。
私は、この人を好きになるって……
「はい」
ゆっくりと、けれどしっかりと、私を見るのは綺麗な色の瞳。
もう二度と、目を逸らしたくなんか、無い……