愛してると囁いて【短編】
「じ、実原先輩…?」
「ん?」
その子が控えめに俺を見上げる。
くぅ……っ!!
その上目使いがたまらない!!
―――でも…
「チョコ…ありがとう。俺のために作れってくれてめちゃくちゃ嬉しいよ。でも、俺はその気持ちに応えられない……」
俺はさも切なさそうに視線を地面に落とした。
俺の言葉を聞いた女の子はゆっくり、ゆっくりと表情を悲しみに変えていく。
だんだんと涙腺が緩み、瞳に涙が溜まり、そして零れ落ちた。
溢れ出した涙は止まる傾向を見せず、より激しくなる。
…そう、この姿!!!
これがタマらないんだよ!!
俺にフラれて涙を流す女の子の姿…
これが毎年楽しみでもう待ちきれないんだ!!
…そう、俺は所謂かなりの…
ドSってやつだ。
「ん?」
その子が控えめに俺を見上げる。
くぅ……っ!!
その上目使いがたまらない!!
―――でも…
「チョコ…ありがとう。俺のために作れってくれてめちゃくちゃ嬉しいよ。でも、俺はその気持ちに応えられない……」
俺はさも切なさそうに視線を地面に落とした。
俺の言葉を聞いた女の子はゆっくり、ゆっくりと表情を悲しみに変えていく。
だんだんと涙腺が緩み、瞳に涙が溜まり、そして零れ落ちた。
溢れ出した涙は止まる傾向を見せず、より激しくなる。
…そう、この姿!!!
これがタマらないんだよ!!
俺にフラれて涙を流す女の子の姿…
これが毎年楽しみでもう待ちきれないんだ!!
…そう、俺は所謂かなりの…
ドSってやつだ。