月猫ー闇に輝く少女ー
るー(猫) side

僕は猫。
新しいご主人さまができた。
ルナ。ご主人さまの名前。

僕は他の猫とちがう。
人間の言葉がわかるし、喋れる
そのせいで、捨てられた
気味が悪いっ て
普通じゃないと駄目?
僕は段ボールの中で泣いた
そこに男が来たんだ
「月にそっくりだ」
そして、僕は拾われた
着いたのは、理事長室と言われるところ。
すると、誰か入ってきた。
地味だった
けど、直感でこいつが次のご主人さまだと思い飛びついた
名前はルナだった。
男が言ってた名前。なぜか
こいつについてく、そう決めた。

ルナは、歌がうまい。料理もうまい。
完璧だった。

寮といわれる場所で変装をとった
そしたら、黒髪に金のメッシュ、赤目、青目があった

僕に似ている。そう思った。
見た目も、心も……………
僕を拾った男が似ていると言った意味がわかった

そして、ルナは、名前をくれた
るー という名前を。そして

『〈るー〉。
 僕がルナだから、君はこれから
 〈るー〉
 よろしく。もうひとりの僕』

ルナも僕たちが似ているってわかったんだ

決めた。ルナに着いてく。
そのうち、ルナと喋りたい。

ルナなら、大丈夫な気がする

よろしくね。僕のご主人さま。

         るーside end
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