Le Petit Princesse
結婚式も終盤。
ブーケトスの時間である。






バルコニーに出ると、二人の親族はもちろん、城の人々や国のみんなまで集まってくれていた。









フローラはできるだけ遠くを意識して投げた。







身を乗り出すように受け取ったのはアマンダだった。







拍手が巻き起こり、必死だったアマンダは少し恥ずかしげにはにかんでいた。
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