桃の姫〜最強姫の愛した族〜
「ちっ。舐めやがって…。お前らわかってんの?例え黒狼でも、4人しかいねぇのに俺達に勝てるとでも?」


いや、舐めてんのお前だし。


たった4人でくるわけないじゃん。


「何言ってんの?ずっと後ろにいるんだけど」


「は?!」


轟を囲むようにして立つ黒狼の面子。


みんな気づいてないようだけど、ユウたちが来たときからいるからね?


普通に入ってきて、普通に轟の後ろにいたからね?


ただ、気配は消していたってだけで。


やっと後ろにいる黒狼の面子に気づいた轟は、黒狼から距離を取るように後ずさる。


だけど何かを思い出したのか、焦っていた顔は余裕のある顔になった。


なんだ?


まだ何かあるの?


「ここに黒狼がいるってことは倉庫には誰一人といないってことだよな?」


「あっ!ゆー君、それヤバイんとちゃう?!」


「…轟は汚いことをする。倉庫に誰もいないなら…コタの言う通りヤバイぞ」


んー。


みんな言いたい放題ですね〜。


まぁ、それは仕方ないんだけど。


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