Happy New Life!【完】
努力――本当にできてたのかな……?
振り返ってみれば、自分はどれほどの努力をしたんだろうか。
もっと電話すればよかった。もっと会いに行けばよかった。
自分の努力が足りなかったと、あの日から四ヶ月たった今やっと思えるようになった。
亨を責めるばっかりだったな……。
目の前に並ぶペアリングを見つめて、壊れ始めた恋愛を振り返る。
ふたりの関係が変わり始めたのは、亨が転勤してから一年と少したったころだった。
もともと土日が休みではない私と亨が会う時間は限られていた。念に一度か二度ふたりで合わせて休みがとれたときに遠出をするということが多かった。
今までは近くにいた。距離でカバーできていたのにそれができなくなってしまった。
会えないことがここまで不安になるなんて思ってなかった私は、それまでなら気にならなかったようなことが気になり始める。
「どうして電話に出ないの?」
「どうしてメールの返事が遅いの?」
「今どこにいるの?」
“どうして?”ばかりが積もり積もる。
そうなってくると、根底にある“好き”とか“会いたい”っていう気持ちが覆い隠されてしまう。
そんな時に大きな事件が起こる。
振り返ってみれば、自分はどれほどの努力をしたんだろうか。
もっと電話すればよかった。もっと会いに行けばよかった。
自分の努力が足りなかったと、あの日から四ヶ月たった今やっと思えるようになった。
亨を責めるばっかりだったな……。
目の前に並ぶペアリングを見つめて、壊れ始めた恋愛を振り返る。
ふたりの関係が変わり始めたのは、亨が転勤してから一年と少したったころだった。
もともと土日が休みではない私と亨が会う時間は限られていた。念に一度か二度ふたりで合わせて休みがとれたときに遠出をするということが多かった。
今までは近くにいた。距離でカバーできていたのにそれができなくなってしまった。
会えないことがここまで不安になるなんて思ってなかった私は、それまでなら気にならなかったようなことが気になり始める。
「どうして電話に出ないの?」
「どうしてメールの返事が遅いの?」
「今どこにいるの?」
“どうして?”ばかりが積もり積もる。
そうなってくると、根底にある“好き”とか“会いたい”っていう気持ちが覆い隠されてしまう。
そんな時に大きな事件が起こる。