Happy New Life!【完】
「ねぇ……確認するけど、これってプロポーズだよね?」

「あぁ、勇気だしたけど伝わってない?」

 困ったようなはにかんだような顔をしていたのに、私の顔を見て怪訝そうな顔に変わった。

「どうした? なんか俺……」

「ち、違うの。亨が悪いわけじゃないの」

 女の子ならだれでも憧れるプロポーズ。私だっていつかは亨と結婚って考えてたから嬉しい。だけど……
だけど……このままついて行っていいの?

 心の中のもうひとりの私が訴えかける。

 マネージャーの『頑張ってね』の声が脳内にこだまする。

 私の反応が思っていたものと違って、亨も困惑しているみたいだ。

「何が引っかかってるんだ? ちゃんと話をしよう」

 私の手をとって包み込んでくれる。

 そこでようやく私は、今日あったことを話すことができたのだ。
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