ブルーシューズ

優しい先輩……?

だから、きっと。


これは浮かれてた罰だ。



「神様……イジワル過ぎ。」


「きっとそれは由紀の努力の問題だよね?」


珍しく手厳しいコメントがアヤから出て私はますます落ち込む。


そう、私が落ち込んでる原因は中間テストの結果。


国語と英語はそこそこ。
得意の生物では見事学年4位。


なのに……なのにどうして!?


手元には16の文字。

逆さにしてみる……



「91…なら良いんだけど」



うぅ…どうしてこんな大馬鹿なのよ。
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