みずいろハート
男子は少し顔を赤らめた。

「ふわっ!?あ...!?」

「三星雪音です」

私は軽く頭を下げた。男子はちらっと氷織君を見てから私を見た。

「あ、えっと...俺神崎光希人(かんざきみきと)!!」

ニカッと神崎光希人は笑った。いかにもスポーツ少年、という感じだ。氷織君が神崎光希人に言う。

「昨日先生が話してた新しいルームメイト」

「えっ!?あっ、そうなの...」
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