孤独女と王子様
4月の婚礼は季節もいいのでスケジュールはいっぱいだ。
それでも、僕がキャプテンとして勤められるのは1日2組が限度。
時間帯によっては、1組しか出来ない時もある。
今日は、14時から挙式の婚礼を担当するため、その1組のみの日だ。
控え室に挨拶に行くと、新婦から、
『最終打ち合わせの時から宇梶さんにお願いしていた靴の高さを変えて欲しいと言う話が衣装室の方に全く伝わってなくて、私、妊婦なので8センチから4センチに変更するように話していたんですけど、結局今も8センチのものしか用意されてなくて…転んでしまわないか心配で』
伝わってない?
最終打ち合わせは2週間前。
さらにその間の1週間前には最終衣装合わせもあったはずだ。
「申し訳ございません。最終衣装合わせの時はいかがでしたか?」
『8センチのままでしたので、衣装室の方には言ったんですけど…』
「至急対応いたします。どうかお座りのまま、お待ちくださいませ」
靴の話はおろか、新婦が妊婦と言う話も初耳だ。
僕は走って衣装室に乗り込んだ。
それでも、僕がキャプテンとして勤められるのは1日2組が限度。
時間帯によっては、1組しか出来ない時もある。
今日は、14時から挙式の婚礼を担当するため、その1組のみの日だ。
控え室に挨拶に行くと、新婦から、
『最終打ち合わせの時から宇梶さんにお願いしていた靴の高さを変えて欲しいと言う話が衣装室の方に全く伝わってなくて、私、妊婦なので8センチから4センチに変更するように話していたんですけど、結局今も8センチのものしか用意されてなくて…転んでしまわないか心配で』
伝わってない?
最終打ち合わせは2週間前。
さらにその間の1週間前には最終衣装合わせもあったはずだ。
「申し訳ございません。最終衣装合わせの時はいかがでしたか?」
『8センチのままでしたので、衣装室の方には言ったんですけど…』
「至急対応いたします。どうかお座りのまま、お待ちくださいませ」
靴の話はおろか、新婦が妊婦と言う話も初耳だ。
僕は走って衣装室に乗り込んだ。