孤独女と王子様
小林さんの後を剛さんとついて行き、手前のダイニングのような部屋に通された。
『こちらでお待ちください、舟様は間もなくこちらに参りますので』
と、私達に告げて、一旦部屋から去る小林さん。
「広い、広いよ、このお家」
『驚いちゃだめだよ。由依ちゃんはここの当主の娘なんだから』
「だから、そんなの実感がないって言ってるでしょ」
"コンコン"
ドアのノック音。
入ってきたのは、お父さん。
『ごめんね、本当はエントランスで出迎えたいところだったのに、電話が入ってしまって』
穏やかに話すお父さんは、ワイシャツにスラックス。
でも、ダイニングの奥の定位置と思われる椅子に座ると、ネクタイを外した。
その姿・・・ちょっとカッコ良かったかも。
『おい、見惚れるな。あの人は由依ちゃんのお父さんだよ』
と、剛さんに気付かれて釘を刺された。
そんなこと言われたって、お父さんって思えるのには、かなり無理があるよ。
『こちらでお待ちください、舟様は間もなくこちらに参りますので』
と、私達に告げて、一旦部屋から去る小林さん。
「広い、広いよ、このお家」
『驚いちゃだめだよ。由依ちゃんはここの当主の娘なんだから』
「だから、そんなの実感がないって言ってるでしょ」
"コンコン"
ドアのノック音。
入ってきたのは、お父さん。
『ごめんね、本当はエントランスで出迎えたいところだったのに、電話が入ってしまって』
穏やかに話すお父さんは、ワイシャツにスラックス。
でも、ダイニングの奥の定位置と思われる椅子に座ると、ネクタイを外した。
その姿・・・ちょっとカッコ良かったかも。
『おい、見惚れるな。あの人は由依ちゃんのお父さんだよ』
と、剛さんに気付かれて釘を刺された。
そんなこと言われたって、お父さんって思えるのには、かなり無理があるよ。