孤独女と王子様
『由依はもう成人をしているから戸籍からお母さんが抜けるだけで、由依だけが"神戸"としての戸籍に残る形になる。ただ・・・俺が由依と養子縁組をすれば、由依も苗字が変わる。もっとも、剛と婚姻届を出せばさらに変わることになるから、一時的なものだけれども』
そういうことなんだね。
由依ちゃんはしばらく考えているようだ。
『私は、由依の意見を尊重する』
そう言ったのは律子さん。
『私、一旦お父さんと養子縁組する』
実の娘なのに、苦しいところだ。
『実は、律子と替え玉を模索していた頃、認知しているんだ、由依のこと』
認知した?
つまりは・・・戸籍の由依ちゃんの"父"の部分に舟さんの名前があるということか。
『だから、正確には養子縁組じゃなくて、俺と律子の婚姻届とは別に"入籍届"というものを提出するだけで、由依は嫡出子・・・つまりは俺の実子としての戸籍になるんだ』
「え?なら私、その届を出せば、お父さんとお母さんのところから剛さんのところにお嫁に行けるの?」
『そういうことだな』
そういうことなんだね。
由依ちゃんはしばらく考えているようだ。
『私は、由依の意見を尊重する』
そう言ったのは律子さん。
『私、一旦お父さんと養子縁組する』
実の娘なのに、苦しいところだ。
『実は、律子と替え玉を模索していた頃、認知しているんだ、由依のこと』
認知した?
つまりは・・・戸籍の由依ちゃんの"父"の部分に舟さんの名前があるということか。
『だから、正確には養子縁組じゃなくて、俺と律子の婚姻届とは別に"入籍届"というものを提出するだけで、由依は嫡出子・・・つまりは俺の実子としての戸籍になるんだ』
「え?なら私、その届を出せば、お父さんとお母さんのところから剛さんのところにお嫁に行けるの?」
『そういうことだな』