孤独女と王子様
『由依・・・ありがとう、ありがとう』
舟さんは、鼻をすすり、由依ちゃんの手を握った。
律子さんを見ると、静かに由依ちゃんを見ながら涙を零していた。
『お父さん、手が痛いよ』
『ごめんな。でもこんな嬉しいことはないよ。そしてこんな嬉しいことを秘密にしたくないんだ。だから、お前達の結婚と同じタイミングで宴を開いてみんなに公表しようと思う。もちろん、由依の存在も、啓慈の母親の話も』
と、言うことは、このふたりを一日でも早く公の夫婦とするには、僕らの結婚も早くしなきゃならないのか。
僕にしてみたら、願ったり叶ったりだけど。
『10月に丁度鍬形コンツェルン設立50周年を迎えるのでそのパーティーの席上にしよう。けど、その前に律子とは入籍したい』
入籍か。
律子さんの娘である由依ちゃんはどうなるんだろ。
舟さんは、鼻をすすり、由依ちゃんの手を握った。
律子さんを見ると、静かに由依ちゃんを見ながら涙を零していた。
『お父さん、手が痛いよ』
『ごめんな。でもこんな嬉しいことはないよ。そしてこんな嬉しいことを秘密にしたくないんだ。だから、お前達の結婚と同じタイミングで宴を開いてみんなに公表しようと思う。もちろん、由依の存在も、啓慈の母親の話も』
と、言うことは、このふたりを一日でも早く公の夫婦とするには、僕らの結婚も早くしなきゃならないのか。
僕にしてみたら、願ったり叶ったりだけど。
『10月に丁度鍬形コンツェルン設立50周年を迎えるのでそのパーティーの席上にしよう。けど、その前に律子とは入籍したい』
入籍か。
律子さんの娘である由依ちゃんはどうなるんだろ。