孤独女と王子様
『善は急げだ。今週中には俺と律子の婚姻届、啓慈の死後離縁による養子縁組の解消の届け、由依の入籍届を出そう。その上で、日曜日に信夫さんのところに行って来い』
『あの・・・』
と、律子さんが持っていた封筒から紙を出した。
『必要書類なら、ここにあります。その3つの届け出用紙、それと私と由依の戸籍謄本も』
『律子、用意がいいね。ならそのうちの入籍届を由依に書いて貰おう』
こうして、必要書類を揃え、明後日の朝、舟さん、律子さん、由依ちゃんの3人で届を区役所に出しに行くことになった。
帰りの車の中で、僕はどうしても知りたいことがあり、由依ちゃんに聞いた。
「何で律子さんが啓慈の母親だと分かった時、由依ちゃんは驚かなかったの?」
由依ちゃんはあの時、冷静に僕が驚いて呼吸を忘れた様に対応していたから。
『あの・・・』
と、律子さんが持っていた封筒から紙を出した。
『必要書類なら、ここにあります。その3つの届け出用紙、それと私と由依の戸籍謄本も』
『律子、用意がいいね。ならそのうちの入籍届を由依に書いて貰おう』
こうして、必要書類を揃え、明後日の朝、舟さん、律子さん、由依ちゃんの3人で届を区役所に出しに行くことになった。
帰りの車の中で、僕はどうしても知りたいことがあり、由依ちゃんに聞いた。
「何で律子さんが啓慈の母親だと分かった時、由依ちゃんは驚かなかったの?」
由依ちゃんはあの時、冷静に僕が驚いて呼吸を忘れた様に対応していたから。