孤独女と王子様
共学だった由依ちゃんが3年の時、ある男子生徒に告白された。

告白されたのはそれが人生初。
しかもその男子生徒こそ、由依ちゃんの想い人だった。

『その人、男子の硬式テニス部でキャプテンやっていた人で、女子に人気があったから、まさか私が告白を受けるなんて思いもしなかったんです』

由依ちゃんは、その告白に迷わずOKをした。

高校3年の秋。

普通なら受験で忙しいところだけど、由依ちゃんは就職が既に内定し、キャプテンだった彼は東京の大学に推薦入学を決めていた上、既に部活は引退していたから、由依ちゃんのバイトの時間を除いても、十分に時間はあった。

彼の親は共稼ぎで出張も多く、彼の家に行くハードルはそんなに高くはなかった。

迷いなく、由依ちゃんは彼に自分の体を捧げた。

ところが…
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