私の人生を決めてください
「あ、花菜ちゃん。今日未世ちゃん達とご飯行こうって話ししてたんだけど行こう。」

定時直前、聖ちゃんに呼び止められた。

「ごめん、今日妹が帰って来るんだ」

残念ながら今日は大学生の妹も帰ってくるので家族で外食なのだ。
わたしには妹が二人いる。
末の妹も可愛くて仕方ないのだが、真ん中の妹も可愛い。
県外の大学に行っている妹に会えるのは多くて2ヶ月に1度。

「そっか、じゃあまた今度ね」

定時になるとすぐにタイムカードを切って帰宅した。


「花菜ちゃんおかえりー」

「ただいまー。麻菜(まな)おかえりー」

妹二人が出迎えてくれる。

家族5人で夕食を囲む。

失恋もふっきれて、遊んでくれる友達も現れて、こうして妹たちと遊べて精神衛生上的に絶好調だ。

今日は金曜日な上に久々の麻菜の帰省にパパもママも黙認で夜ふかしできる。


「今日は花菜ちゃんの部屋で寝る」

そんな妹の発案で床に布団をしいてさ3人で川の字になって寝た。

実菜(みな)はすぐに寝てしまったが、麻菜とわたしはずっとおしゃべり。
2人で一晩中アニメの話しをする。

幸せだな。わたし。


そんな幸せも日曜日には終わってしまう。



今日の夕方に麻菜は帰っちゃうんだ。

そう思いながら出勤した。
< 24 / 26 >

この作品をシェア

pagetop