【完】矢野くん、ラブレターを受け取ってくれますか?
でも、入院してるとかじゃなくてよかった。
校舎裏につくと、私の腕を離す拓磨くん。
俯いて、私と顔を合わせようとしない。
とりあえずなにか話そうと、口を開く。
「拓磨くんから全然連絡こないから、心配したよ~!でも、体調はもう悪くないみたいでよか……」
「うるせぇ」
「へ……?」
拓磨くんの目は今まで見たことのないほど冷たいもので、目が合った瞬間、なにも言えなくなる。
「お前、ほんとウザい」
拓磨くんの口から出た言葉に、私の胸はえぐられたように痛くなる。
「拓磨くん、急にどうした……」
「お前のそういうとこ、ウザいって言ってんの。わかる?」
「……っ」
どうしちゃったの?
なんでそんなこと言うの?
「もう、お前とは終わりだから」
「へ……」
終わり……?
私たちの関係は終わりってこと……?