Le Petit PrincesseII
「あれー?部屋にいないって事は、二人とももう出掛けたのかなー?」


「本当に早起きね!じゃあこの寮の近くとか探してみる?」


「そうだねー!」



二人がステファニーの部屋を出た頃には、ヴァレンティーヌとブライアンは海に来ていた。




「たしかヴァレンティーヌが人魚だった時も僕達会ってたよね?」


ヴァレンティーヌは頷く。


「その時ヴァレンティーヌは歌ってたよね?」


ヴァレンティーヌは二度頷く。


「でも、どうして声を失ってまでヴァレンティーヌは人間になったんだ?」


一瞬、ヴァレンティーヌの動きは固まった。


「でもこうやって近づく事が出来たのも、ヴァレンティーヌが人間になってくれたおかげかな?」


そう言ってブライアンはヴァレンティーヌの手に自分の手を重ねた。


ブライアンの顔が徐々に近づいてくる。






「あ、いたいた!ブライアンとヴァレンティーヌ!」


声のした方を見ると、エリックとステファニーがいた。


雰囲気もぶち壊しである。
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