Love Flower~舞~
慣れたと思ったら、また転校。
子供には、時期は違えど反抗期というものが存在するらしい。
きっと私は、それが今なんだと思う。
でも人よりも、親への募った恨みが少し大きすぎて、自分でもこの気持ちが無くなるとは思えない。
それよりも、日増しに強くなっていってると言っても、過言ではない。
「もしまた引越ししたら、洋介君と離れなきゃいけないのかなー…」
「別に付き合っているわけではないけど…でも、こんな事もしかしたら学生のうちではもうないかもしれない…」
「私だって、普通の女子校生と同じように過ごしたいよ…」