溺愛幼なじみと同居中♪
行きつけの小さなカフェ。



よく、京ちゃんと来たんだ。



カフェの中は、あまり人がいなかった




夕方のせいかな。



奥の席に座る私と先輩。




「なに頼む?」




先輩が聞いてくる。




正直、食欲が沸かなかった。




だって……今から先輩のこと
振ろうとしているから。




胸がドキドキ鳴る。


決して、いいドキドキじゃない。





嫌なドキドキなんだ…





「じゃあ、オレンジジュースを」



いつもだったらケーキとか頼むけど
今回は飲み物だけ。





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