心の裏側と素肌の境界線を越える為に
本当ならば、4人で昼御飯を食べるのだが…、

どうやら俺は外されてらしい。


かといって…。



ちらっと後ろを見たが、片桐は自分の机の上で、弁当を広げていた。

何かを買ってきて、隣で食べる訳にもいかなかった。

クラスメイトの目もある。

「仕方ない!」

俺は席を立ち、学食へと向かった。


そして、学食の中にある売店で、パンを何個か見繕った。



「…で、屋上にいくまでの時間潰しで、ここに来たと」

狭く暑苦しい箱部屋の中に、俺は来ていた。

「いいだろ?一応、部員なんだし」

俺は、カレーパンにパクついていた。

「何を言う…幽霊部員が」

ここは、昼の放送室。

みんなが休んでいる間、缶詰状態で音楽をかけていなければならない…むさ苦しい場所だ。
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