初恋 二度目の恋…最後の恋
「気にならないと言えば嘘になります。ずっと研究ばかりしてきていたから、成果以外も気になります」
それは正直な私の気持ちだった。本社営業一課に転属してきて、研究所では考えられないような刺激的な毎日を送っている。それは楽しいと思うことが多々あるけど、やっぱり研究に対する思いは私の中で静かに炎を燃やしていて…。
「あの研究員のことは?」
「中垣先輩のことですか?」
「中垣雄吾。元、東京北研究所主任研究員。今では静岡研究所の研究員を全て追い抜いたエリート。そして、美羽ちゃんの元パートナー」
「一緒に研究をしてましたが、パートナーというのは申し訳ないです。中垣先輩は本当に凄い人ですから」
「でも、彼は今も美羽ちゃんをパートナーと思っているんじゃない?俺から見たらそう思えたけど。で、ないと資料なんか送っては来ないと思う」
小林さんの言葉を聞きながら、急にこの間の中垣先輩の言葉を思い出す。私を好きだというのは心からの言葉で真剣だった。いきなりの言葉に戸惑いもしたものの、人に好かれるというのは嬉しい。それも自分が尊敬している人からである。
だからといって、先輩の思いにすぐに応えることなんか出来そうもない。ずっと一緒にいた時間が長すぎて気持ちの整理が付かない。
「そんなことないと思いますよ。中垣先輩は自分で何でも出来る人ですから。パートナーが居なくても大丈夫な人です」
それは正直な私の気持ちだった。本社営業一課に転属してきて、研究所では考えられないような刺激的な毎日を送っている。それは楽しいと思うことが多々あるけど、やっぱり研究に対する思いは私の中で静かに炎を燃やしていて…。
「あの研究員のことは?」
「中垣先輩のことですか?」
「中垣雄吾。元、東京北研究所主任研究員。今では静岡研究所の研究員を全て追い抜いたエリート。そして、美羽ちゃんの元パートナー」
「一緒に研究をしてましたが、パートナーというのは申し訳ないです。中垣先輩は本当に凄い人ですから」
「でも、彼は今も美羽ちゃんをパートナーと思っているんじゃない?俺から見たらそう思えたけど。で、ないと資料なんか送っては来ないと思う」
小林さんの言葉を聞きながら、急にこの間の中垣先輩の言葉を思い出す。私を好きだというのは心からの言葉で真剣だった。いきなりの言葉に戸惑いもしたものの、人に好かれるというのは嬉しい。それも自分が尊敬している人からである。
だからといって、先輩の思いにすぐに応えることなんか出来そうもない。ずっと一緒にいた時間が長すぎて気持ちの整理が付かない。
「そんなことないと思いますよ。中垣先輩は自分で何でも出来る人ですから。パートナーが居なくても大丈夫な人です」