初恋 二度目の恋…最後の恋
「よろしくお願いします。」
「何をお願いされているのかわからないけど、まあいっか。で、俺の名前は覚えた?」
私は彼の瞳がまっすぐ私を見つめてくるのに息を呑んでしまう。さっき高見課長がサラッと紹介してくれたけど、まだ覚えてない。彼の胸に掛かるIDカードに視線を向けるとにっこりを笑って、スッと右手で隠す。
「…ぁ」
笑顔が無邪気な彼をまっすぐ正面から見たのは初めてだった。
高見主任の圧倒的な凛とした雰囲気とは違う…。とっても魅力に溢れている人で男の人と殆ど関わったことのない私が目を離せなくなるほどの引力を感じさせる。無邪気なのに…真っ直ぐに見ると視線を外せなくなるなんて…。
困る。
「カンニングはダメだよ」
「すみません。わかりません」
「だよね。高見主任のあんな紹介じゃわからないのが当たり前。ごめん。ちょっとした悪戯心が沸いちゃった。俺は小林蒼空。蒼空と書いて『ソラ』っていうんだよ。」
「蒼空。綺麗な名前ですね。」
「美羽も綺麗な名前だと思うよ。そろそろ昼だし、ちょっと早いけど店がいっぱいになる前に行こうか」
そういって彼は私の横に立つ。遠くから見ても身長の高い人だと思ったけど、間近で見ると一段と高い。それにスーツを着ていても分かるくらいにがっしりとしている。それなのに無邪気な微笑みを零すから…。
私も置いて行かれないように自分のバッグを持つと急いで立ち上がったのだった。
「何をお願いされているのかわからないけど、まあいっか。で、俺の名前は覚えた?」
私は彼の瞳がまっすぐ私を見つめてくるのに息を呑んでしまう。さっき高見課長がサラッと紹介してくれたけど、まだ覚えてない。彼の胸に掛かるIDカードに視線を向けるとにっこりを笑って、スッと右手で隠す。
「…ぁ」
笑顔が無邪気な彼をまっすぐ正面から見たのは初めてだった。
高見主任の圧倒的な凛とした雰囲気とは違う…。とっても魅力に溢れている人で男の人と殆ど関わったことのない私が目を離せなくなるほどの引力を感じさせる。無邪気なのに…真っ直ぐに見ると視線を外せなくなるなんて…。
困る。
「カンニングはダメだよ」
「すみません。わかりません」
「だよね。高見主任のあんな紹介じゃわからないのが当たり前。ごめん。ちょっとした悪戯心が沸いちゃった。俺は小林蒼空。蒼空と書いて『ソラ』っていうんだよ。」
「蒼空。綺麗な名前ですね。」
「美羽も綺麗な名前だと思うよ。そろそろ昼だし、ちょっと早いけど店がいっぱいになる前に行こうか」
そういって彼は私の横に立つ。遠くから見ても身長の高い人だと思ったけど、間近で見ると一段と高い。それにスーツを着ていても分かるくらいにがっしりとしている。それなのに無邪気な微笑みを零すから…。
私も置いて行かれないように自分のバッグを持つと急いで立ち上がったのだった。