初恋 二度目の恋…最後の恋
少し歩くとそこには純日本的な中庭があって、そこには日本独特な文化がゆっくりと花開いている。小料理屋と名前はついているけど、こんな中庭があるのは料亭としか思えない。綺麗に整えられている庭園を見ていると廊下を歩いてくる音が聞こえた。
そちらに視線を向けると心配そうな顔をした小林さんがいる。
「どうかしたのですか?」
「迷子になったかと思った」
その言葉に自分の手にある時計を見ると、さっき部屋を出てか15分ほどの時間が過ぎていた。
「すみません。ちょっと、部屋の雰囲気に呑まれたというか…研究所ではこういう飲み会はないので緊張して」
「謝らなくていいよ。坂上さんの気持ち分からないでもないし、高見主任と話していたから毒気に当てられたんでしょ」
そう言うと小林さんはニッコリと笑う。
目の前に立った小林さんはやっぱり背が高くて、ちょっと見上げると目がパチって合って…。
つい視線を逸らしてしまった。今日の昼に一緒にご飯を食べたとはいえ、そんなに簡単に慣れるわけがなくて、もう少しだけ一人にしてほしいなとちょっとだけ思っていると、それは全く通じてなかった。
「俺もちょっと休憩しよ。ウチの飲み会は長いからね。坂上さんも覚悟しておいた方がいいよ」
「え。」
「月末。目標クリア。金曜日。そこに坂上さん歓迎会という名目が揃えば…。分かる?」
「はい」
「ウコンでも飲んでおけばよかったかな。だけどあの味が苦手なんだ」
そう言って大きくてがっしりとした身体を竦めて呟くから笑いが漏れた。
そちらに視線を向けると心配そうな顔をした小林さんがいる。
「どうかしたのですか?」
「迷子になったかと思った」
その言葉に自分の手にある時計を見ると、さっき部屋を出てか15分ほどの時間が過ぎていた。
「すみません。ちょっと、部屋の雰囲気に呑まれたというか…研究所ではこういう飲み会はないので緊張して」
「謝らなくていいよ。坂上さんの気持ち分からないでもないし、高見主任と話していたから毒気に当てられたんでしょ」
そう言うと小林さんはニッコリと笑う。
目の前に立った小林さんはやっぱり背が高くて、ちょっと見上げると目がパチって合って…。
つい視線を逸らしてしまった。今日の昼に一緒にご飯を食べたとはいえ、そんなに簡単に慣れるわけがなくて、もう少しだけ一人にしてほしいなとちょっとだけ思っていると、それは全く通じてなかった。
「俺もちょっと休憩しよ。ウチの飲み会は長いからね。坂上さんも覚悟しておいた方がいいよ」
「え。」
「月末。目標クリア。金曜日。そこに坂上さん歓迎会という名目が揃えば…。分かる?」
「はい」
「ウコンでも飲んでおけばよかったかな。だけどあの味が苦手なんだ」
そう言って大きくてがっしりとした身体を竦めて呟くから笑いが漏れた。