【企】恋する君に口づけを


「そういえば…告白されるほうって係りの人に体育館に呼ばれるんだよね?」



「そ…そうなの?」



「うん。告白するのはだれかは言わないみたいだけど。 あと…体育館の入り口に告白大会参加者の名前が貼ってあったよ」



「え!?」




もしかして、康太はそれを見たから…あたしが告白大会に出るってわかったのかな。




「あ。 そういえば愛莉の順番は、2番目だったよ」



「2番目……」




そんなことも初めて知った。




ドアの隙間から聞こえていた声が止んだ。
すると、女の子の声が聞こえるようになった。




「いま、ひとり目だね」



「……ん」




サボったらなんて言われるんだろう。
不安でいっぱい。

< 12 / 19 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop