【企】恋する君に口づけを
「そういえば…告白されるほうって係りの人に体育館に呼ばれるんだよね?」
「そ…そうなの?」
「うん。告白するのはだれかは言わないみたいだけど。 あと…体育館の入り口に告白大会参加者の名前が貼ってあったよ」
「え!?」
もしかして、康太はそれを見たから…あたしが告白大会に出るってわかったのかな。
「あ。 そういえば愛莉の順番は、2番目だったよ」
「2番目……」
そんなことも初めて知った。
ドアの隙間から聞こえていた声が止んだ。
すると、女の子の声が聞こえるようになった。
「いま、ひとり目だね」
「……ん」
サボったらなんて言われるんだろう。
不安でいっぱい。