クレームの女王
そして同じように適当に
飛び込んだ美容院で

髪の毛をセットする。


すべてを終えた麗華が
美容院の鏡で自分の姿を確かめる。


そこに映し出されたのは
間違いなく清楚な美人の麗華。

「これが本当の私なんだ。
今までの私はすべてウソ」


ニヤリと笑う麗華。


家に帰るとブランド物の財布の中に
残った札束を押し込んで

バッグの中にいれた。

羽が生えたような気分。


周りのすべてがバラ色に見える。


心が軽くなった麗華は
そのまま街へと飛び出した。
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