クレームの女王
自分にはまだ祐樹が残されている。


本当に良かった。


人間関係も崩壊した。
貯金も無くなり



ゴミ屋敷になってしまった
家の中に

レベル違いの高価な
ブランド物の財布とバッグが


転がっている。


そんな悲惨な状況でも
祐樹さえいれば大丈夫。

他の全てを無くしても
祐樹さえいれば

なんとかなる。

「ママ、ごめんなさい
いいにいこう。

みんなにごめんなさい
っていおう。ね?」

祐樹の言葉にうなづく麗華。

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