クレームの女王
「走りなさい!車に向かって走りなさい!
どうしたの祐樹?


祐樹は車大好きだよね。
だったら車に突っ込んでも怖くないはず。


せっかく部屋を片付けて
かけっこを練習するスペースを作ったのに


なんで祐樹は走ってくれないの?


走れ!走りなさい!」


走ろうとしない祐樹の背中を麗華は押した。
はずみで床に転がる祐樹。


そんな祐樹を強引に立たせて
麗華は祐樹に怒鳴り散らす。


「もう止められない!
元の生活になんか戻れない!



自首して牢屋に入るなんて
ありえない。絶対にいや。


私は自分のしたいことだけする。
ほしいものは何もかも独り占め!


さあ!祐樹。走りなさいよ!」



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