クレームの女王
自転車を止め唖然とする麗華。
髪の毛や服から水がしたたり落ちていく。


「ちょっと!待ちなさいよ!」


麗華は叫ぶがもちろん車は止まることもなく
猛スピードで走り去っていった。


徐々に水が服に浸透して
麗華の肌を濡らしていく。


ハクション!
くしゃみをする麗華。


寒い。とにかくこのずぶ濡れの状況を
どうにかしたい。


しょうがない。コンビニで
タオルでも買おう。


そう決意した麗華は少し先に見える
コンビニの看板まで自転車を


走らせていった。

< 26 / 206 >

この作品をシェア

pagetop