クレームの女王
コンビニの自動ドアをくぐると
ピンポンとなるチャイムの音。


その音に反応して
レジにいた若い男の店員が


いらっしゃいませと気怠そうに
挨拶をする。


泥水をかぶった麗華の姿に
店員が一瞬ぎょっとするが


また目を伏せて
退屈そうにレジに立って


持っていたペンを回している。


そんな店員に目もくれず
麗華はタオルが置いてある棚に向かって


歩いて行った。


棚にはたくさんの商品が並んでいて
麗華の探しているタオルが


なかなか見つからない。


麗華が必死になってタオルを探していると



奥の扉からもう一人の店員が
現れた。


レジに立つ若い店員に向かって
その先輩風の店員が指示を出した。



「○○さん!商品の整理をしてくれる?」



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