クレームの女王
店員が呼び止めたのだ。

店員は駆け寄ってきて
また、麗華の耳元でつぶやくように話し出す。


「お客様…くれぐれもネットでの拡散は
お控えくださるようよろしくお願いします」


店員はそう言うとまたにっこりと笑った。


また言われた。麗華はそう思った。



最近の店というものは
これほどまでにネットでの評判を
気にするものなのだろうか?


昨日言ったスーパーでも
このコンビニでも


最後のセリフは「ネットでの拡散はやめてくれ」
だった。


まあそうなんだろう。

たしかにネットで評判悪い店は麗華も
行きたくなくなるのは事実だった。


そして麗華は自分のスマホを取り出し
またじっくりと眺めている。


そしてぶつぶつと独り言をいう麗華。



「ネット最高…スマホ最強…


7万円…7万円…


嘘みたい…

たったの2日で、もうへそくりが
7万円になっちゃった!!」


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