クレームの女王
「申し訳ありません。この場所は確かに
マンションの専有地で厳密にはトラックを止める権利は


うちにはありません。


それにここに止めたらトラックの陰から
人が飛び出すと危ないという


奥様の主張は筋が通っています。


本当に申し訳ありませんでした!」


腰を九十度にまげて謝る所長を見て
麗華は少しイライラしていた。


でもなぜ麗華はイライラしていたのか?
それは麗華は謝罪の言葉なんか聞きたくはなかったからだ。


麗華は謝罪の先にあるものにしか興味はない。


要するに誠意を見せてほしかったのだ。



ちなみにここでいう誠意とは
<お金>のことだ。


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