クレームの女王
旦那は麗華を睨みつけた後
おもむろに自分のスマホを取り出す。


アルミニウムのバンパーをつけた
ちょっといかついスマホを


旦那は操作して麗華に突きつけた。


「節約だってお前の口から
よくそんなことが言えるな。


じゃあこれはなんだ?」


突きつけられたスマホの中身を見て
麗華は青ざめた。


突きつけられた画面にはメールが映し出されていた。


件名は<ブランド物財布、お支払確認のお知らせ>と書いてあった。


コンビニ支払いによって
確かに支払いを受け取りましたと言う


ネットショップからの確認のメールだったのだ。


ばれた…ばれてしまった。
麗華の額から汗がしたたり落ちていく。


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