クレームの女王
保育園で事情を話し
祐樹と一緒に病院へと向かう麗華。


自転車を漕ぎながら
麗華はまだまだ妄想を続けているようだ。

エステに行ってネイルを整えて
貧相なまつ毛にエクステをつけよう。


私はどんどんきれいになっていく。


私を見てみんなが振り返る。


保育園のママ友達も
みんな私にあこがれる。


そして私は憧れの目線を向けてくる
ママ友達にこういうのよ。


「ではごきげんよう」


麗華は笑い声が我慢できなくなって
自転車を漕ぎながらとうとう笑い始める。
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