クレームの女王
そして時間は過ぎていく。


一時間………二時間………


退屈な時間を過ごす麗華。


三時間…………四時間………



まだ医師たちは手術室から出てこない。
祐樹は退屈して眠ってしまった。


スマホを眺め続けた麗華は
さすがに充電がなくなってきた。


まだかなあ………


そう思ってため息をついた瞬間
ドアの上にある手術中のランプが


ふっと消えた。


やがて出てくる医師たち。


麗華は立ち上がり医師にすがりつく様にして
旦那の容態を尋ねる。


「主人は………主人はどうなったんですか!!」
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