優*雪

雪之介目線


新八と仕事!!

新選組の羽織を着るのは、二度目

仕事の内容は、知ってるけど
初めて巡察にでる


一番隊の隊士は、総司が怖いのか
とても素直に従ってくれる


俺はかなり、悪運が強いと思う


初巡察で、こんなに敵に囲まれるなんて
凄いはず!


「雪!刀用意しろ!」

「新八、俺……刀持ってないよ」


「「「「「 はぁ!? 」」」」」


新八と一緒に隊士たちが驚く!!

本当に持ってないから、驚くよね!


「あははっ!! 平気!
普段から自分の刀は使わないから」

「おいおい。怪我とかすんなよ…」

「はーい!んじゃ捕縛しますよー!」


敵の鳩尾を蹴り、斬りかかって来た奴の手を捻り、落とし掛けた刀をとった

刀をひっくり返し、峰打ちで敵を次々に沈める


あっという間に敵がいなくなった

新八も隊士たちが唖然としてる


「なんで、平助の時に刺されたんだか」

「なんでかなー?」



にこっと口元を緩ませごまかした


倒した奴らに縄をかけ、屯所に戻る


「怪我は?」

「は?舐めてんのか?」


一番に土方さんが出迎え言う

俺…焦らなかったら強いんだけど?


「いや、刀持たせなかったからだな…」

あー。そこね

「ちっ!怪我しとけばよかった!」


バシッと叩かれる



土方さんは、自分の責任とかじゃなく、相手を心配できる


叩くときも手加減しているから痛くない


「いってぇーーー!」


痛くないけど言ってみた


「嘘つくな!!」 バシッ!!


余分を貰ってしまった



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