優*雪

優太のお願い

幹部会議というより…


優太について語っている時
誰かが廊下を走る音が近づいて






すぱーーーーんっっっ!!!











((((((( 誰だ!?)))))))




全員が刀に手をかけたが


「 優太!? 」


全員が刀から手を離して驚く!


司は続ける


「お前、仕事は?」




目の前のいつもと違う優太に驚く皆と

仕事をほったらかしにしたのでは?
ということに驚く司




近藤の前まで歩くと、優太はすばやく土下座した

「今すぐ、御用改めしたい旅籠があります
仲居として忍び込ませていた女からの連絡が途絶えています。助け出す為に力をお貸しください!」



はじめて優太が喋った




「いいだろう!トシ指揮を頼む!!」



近藤は威勢よく言った



「近藤さん!あんたって人はっ!!
俺たちの出て行ける所かたしかめろよ!
優太、なんの件で御用改めするんだ?」


土方は、冷静である



「旅籠は間違いなく、黒です」


優太は先ほどの手紙を土方に渡した。





[ 蔵に武器、火薬、多数有。彩月、定連無 ]







完結に書かれていた。
普通なら、もう少し調べてから動きたい
優太がわざわざ喋ってくれたし
〝彩月〟という女の命がかかっている!



「総司!永倉!
お前らの組を出す!急いで門に集めろ! 」


優太は顔を上げた
「ありがとうございます!!」


「礼は早えよ 助けられりゃあいいがな」


「俺も行く!」


司が言うと、優太が頷く







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