優*雪
覆面の優太と沖田が、老人の家を出る頃には辺りは、夕焼け色になっていた


隣を歩く優太に

「これからも、よろしくお願いします!」

生きてくださいと心を込める



「こちらこそ。沖田。ありがとう。」


「総司って呼んでください!」

優太は、頷く

「総司」

「なんです?」

「呼ぶ練習」

「は?」

「総司」

「もーなんです?」

「次の非番は、団子屋いこか?」

「いいですねえ!
…でも、食べれないんじゃあ?」

「セツならいいだろ?」

「はい。ふふっ逢い引きみたいですね!」

「惚れるなよ?」

「努力します」



男同士がするには、気持ち悪い会話をしながら屯所に帰った

優太たちの休みが終わった






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