キミの最後の贈り物〜花言葉に想いをのせて〜
「そうだね、全力で信じて全力で応援しよう。蓮斗を。
俺らにだってできることはあるはずだもんな。それで元気付けよう。」
「うんっ。」
合山くんの提案に思いっきり頷く。
そう、私たちにできることをやって元気付けて、
少しでも病気のことを忘れて楽しんでもらおう。
そのためには信じるんだ、蓮斗を。
「じゃ、俺こっちだから。」
「うんっ、バイバイ。」
こうして私たちは別れた。