キミの最後の贈り物〜花言葉に想いをのせて〜
幼馴染の望むこと



眞鍋 詩織side




蓮斗に1人にさせて、と言われて病室の外に出る。



「眞鍋ちゃん…」



「……1人にさせてだって。」



病室の外にいる合山くんにそう声をかける。




「そうか。」





………。




そして重い沈黙。




「私…お手洗い行ってくる。」




「おぅ。」




近くのお手洗いへ行く。




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