風に恋したキミと
それからわたしが泣き止むと、佑真は事故の時のことを教えてくれた。
佑真の席の隣の席にわたしも座って。
「俺さ、あの時本当に莉桜に別れよって言われたのがショックで
どうしたら元に戻れるかってずっとずっと考えてた。
でも別れたことで俺も決意したことがあって、ちゃんと決めたのにそれでも莉桜のことは全然頭から離れなかった。
そしたらあの日、橋本に沿道を走る時は車に注意しろって言われてたのに
目の前の車のことしか頭の中に入ってなくて、いろいろ考え事しながら走ってたら死角から出てきた車に引かれた」
「ちょっとサラっと引かれたって言うけど、わたしが1番最初に見つけて本当に心配したんだからね!」