【実話】終わらないトンネル




タケシくん、
私が小学校時代に一番からかわれた子



小学1年生のときは
からかわれカッとなって
タケシくんの膝を蹴り青アザをつくらせ
放課後、担任の先生に
みっちり怒られて何故か私が号泣。


その夜、親と一緒にタケシくんの家に
お菓子を持って謝りに行った


それから帰宅し母に正座させられ
二時間説教を食らった。


うちの母は怒ると本当に恐い。
私は怒ると母に似ている
とりあえず正座させられ
一方的に口から火を吹いてるんじゃないかと
思えるほど怒鳴り散らされる

そして、小1時間口を聞いてくれない


父と母は離婚してはいたが
私が小学校4年生くらいまでは
週に何回か母が実家に遊びに来ていた


それも私と兄の成長を観るためだったんだろう


そして時は経ち、小学5年生の時にも
赤白帽を取られ回され
カッとなって顎を蹴り飛ばしてしまい
タケシくんが号泣、
これもまたお菓子を持って謝り行った


ちなみにタケシくんとは
会うと話すし仲はいい方だ
未だに過去の仕打ちをボヤかれるが


私は何かとカッとなると
口の悪さと暴力的な面が目立つ
感情的になりやすく冷めやすい
だからあとで後悔する
それもかなりだ


まだ小学生時代は可愛いもの
かまって欲しい気持ちもあっただろう
からかわれるとゆう形でも
相手されることに優越する自分が居ただろう


何かが曲がっていた

まず小学生で男子の顎に
蹴りを食らわすとは
格闘家でも目指していたのだろうか


< 15 / 93 >

この作品をシェア

pagetop